学生時代ぶりに剣道を再開してちょうど1年になりました、川名慶彦です。

 

武士道精神=人生の土台

 

「剣道で学んだ武士道精神こそが、成幸の秘訣だったのではないだろうか?」

そう考えて再開した剣道は、心身共に僕の生き方をレベルアップしてくれた。

 

剣道はスポーツのような『ゲーム性』がなく、やれば誰でも楽しいと思える要素はないに等しい。

 

しかしながら、剣道を通して培われる精神力・忍耐力は、困難な壁にぶち当たった時に本領発揮する。

 

イバラの道を行く少数派の生き方をする人なら、身につけたい必須能力だといえる。

 

 

流れる水のごとく、剣で舞う

 

相手に勝とうと思って対峙している時ほど、上手くはいかない。

 

むしろ、「勝っても負けてもいい」という脱力感さえある『無心』に近い方が、自分でも驚くほどいい技を放つことができる。

 

これは高段者になればなるほど実感すると思われる。

 

 

楽しい剣道、楽しくない剣道

 

10数年ぶりに剣道を再開して3ヶ月稽古後に4段に合格できた2017年、とても厳しい稽古は楽しかった。

 

いや、これまでで一番剣道を楽しいと思えたことが嬉しい。

 

中学生、高校生の時はどうしても「部活だからやる」「進学のためだからやる」という視点も当然ながらあった。

 

しかし、社会人の剣道は、本当に目的がないと継続することができない。

 

「昇段のため」「健康増進のため」「精神鍛錬のため」「学生指導のため」など、人それぞれ。

 

無理矢理やっている人は、社会人剣道というコミュニティにはいないわけだ。

(剣道には外的報酬がないため)

 

 

まとめ

 

2017年は初めて海外(ベトナム)で剣道をやることになったり、多くの剣友会で小学生から年配の方まで一緒に稽古させていただいた。

 

そして、自分より強い人に一本取る喜びと、自分より弱い人に一本打たせる難しさを実感できた。

 

受審可能になる3年半後には、剣道5段に昇段しているだろうか。

 

80代でも継続されている先生のように、僕も剣道を生涯継続できるよう精進していきたい。

 

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