9年ぶりに剣道をやってみました、川名慶彦です。
少年でも強い剣士が集まる場所
中学生の時に「強くなりたい」という一心で剣道場の門を叩いた。
しかし、そこの道場の剣士の多くが毎年全国大会に出場することなど知るはずもなかった。
自分の身長の半分ほどの小学低学年の子も、童顔ながら強い攻めをしてくる小学6年生も、小柄な体型ながら県内1位の中学2年生もいた。
当然、道場の師範の指導のおかげだと言わざるを得ないが、その稽古をやっていれば確実強くなると信じる剣士たちの思いも尊敬に値する。
そして、その中で稽古して自分でも上達していることを実感するようになった僕も、団体戦の1人として「第34回 全日本少年剣道錬成大会 中学生の部」に出場させていただくことになった。
剣道経験者なら、誰でも憧れる日本武道館での全国大会。
同時に13才僕は、初めて東京の空気を吸うことになった。
緊迫感でいっぱいの全国大会は人でごった返していて、雰囲気を感じることで精一杯にガムシャラに試合した。
都道府県から同年代の猛者が集まるこの大会で試合することができることは、幸せなことだと振り返って思う。
第64回 全日本剣道選手権大会
先日の11月3日、日本武道館で全日本剣道選手権大会が開催されていた。

予定が合ったので、試合を見学する「見取り稽古」をしながら、9年ぶりに剣道に触れることができた。
それから実家に置いてあった防具を身に付け、都内で剣道ができる剣友会を探して参加させていただいた。
「身体が覚えている……!」
「相手の動きが見える……!」
「高段者が多い……!」
まるで久しぶりに自転車に乗るかのように、防具の付け方も打ち込みも自然とできていた。
20代ですべて願望を成就できた理由として、やはり『剣道』で培われた精神と思想が根本になっていることを改めて実感できた。
30代の剣の道で、何を学び、どう人生に活かすようになるのか。
自分でも予測できない『それ』が楽しみで、9年越しに剣道を再開しようと思う。
まとめ
インターネットで剣道に必要な防具類を揃えてみたが、軽量化や柔軟性が上がっていて防具類も進化していることに驚いた。
己と勝負できる環境がある、剣道。
70代で7段や8段の有段者たちと稽古できる場所に巡り会えて嬉しく思う。
克己忍耐。
剣の世界でも楽しんでいこう。
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