早朝稽古を楽しんでる剣道参段、川名慶彦です。
社会人とも学生とも剣を交えられることで、多くを学ぶことができています。
剣の道が映画化
数少ないが剣道の漫画は読んだことがあっても、男子剣道の本格的な映画は観たことがない。
それは映像や言葉で表現を伝えることが難しく、剣道は実際に竹刀を持って防具を身に付け、誰かと剣を交えないと感覚として理解でき難いからだろう。
しかし、『武曲』という小説が映画化されることになったので楽しみだ。
芥川賞作家の『藤沢周』さんが書いた、剣道ストーリー『武曲』を読破した。
綾野剛さんは体脂肪率7%まで肉体改造した
役作りのために、体脂肪率7%まで絞ったという『綾野剛』さんの心身は相当ヤバい。
喰らい合う獣のような真剣勝負のシーンもある『武曲』に原作を、映画でどう表現するのだろうか。
あらすじ
下記、剣道青春小説『武曲』のあらすじを引用。
羽田融はラップに夢中な高校二年生。
ひょんなことから剣道をはじめるが、剣道部のコーチにして「以前、父親を殺したらしい」矢田部研吾からいきなり一本取る。
ところが「マグレだよ」と先輩に言われ…。
ラップ命の少年と人生にも剣にも倦んだ男の灼熱の季節と運命の打ち合いまでを揺るぎない文章で構築した超純文学。
『ラップ』にハマっている高校生が『剣道』にハマるというおもしろい設定。
小説は文字なのでラップの『韻を踏む』ことをおもしろく理解できるが、映画ではどう表現するのかも見どころ。
映画の公開が待ち遠しい。
まとめ
年齢を重ねれば、当然、身体機能は衰える。
しかし、剣道は稽古を続け、年齢を重ねた人ほど、強い。
この理由に気づいた時は、靄がかかったことが晴れたかのようだった。
70代7段の先生方の剣は、目に見えない大きな壁で圧倒される気迫がある。
剣道は究極的に、己との真剣勝負。
心を無にできるか。
己を捨て切れるか。
我上位なり。
今後も「無謀だと思われる挑戦」をしていきたい。
人は笑うかもしれないが、天は笑わない。
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