そば打ちにハマっている川名慶彦です。
なぜ、蕎麦なのか?
脱サラ後、アーティスト活動で全国各地に行く度に、現地の蕎麦を食してきた。
中庸の食べものである、蕎麦。
いつの間にか、蕎麦好きになり、「蕎麦だけ食べて生きれないか」という極端な思考になった。
多種多様の手打ち蕎麦を食してきて、どれとして同じものはなかった。
「いつか、自分で打った蕎麦を食べたい」
そう考えるも、蕎麦打ちという職人芸はかなり厳しいと思っていた。
なので、一流だと思える蕎麦打ち職人3人から学んだ。
一流から教わる蕎麦打ち
どうせゼロから習うならば、一流の職人から学びたいものだ。
1人めは、近所にある蕎麦屋の店主。
足を運び常連客となることから始まり、「地下にある巨大音響機器で好きな音楽を流しながら蕎麦打ちする」現場で、蕎麦打ちを見せていただいた。
年末年始、蕎麦打ち初心者の僕は、ここで「蕎麦を切る前の練りの段階」をひたすら手伝うことで身に付くことになった。
2人めは、都内の神社の近くにある蕎麦屋。
ここではわざわざ面接まで受けてスタッフとして潜り込み、「14才からずっと蕎麦打ちを続けている職人」に教えていただいた。
スタッフとして勤務時間以外に「見学すること」から習うことで熱心さも伝わり、動画撮影も許可してくれた。
しかし、蕎麦打ちを一人でできるようになる直前、職人さんが退社することになったので、退社される前に質問攻めして動画を撮影して、僕もそこを去った。
マイナーなそば打ちエッセンスを学べた。
3人めは、脱サラ蕎麦打ち職人がいる蕎麦屋。
ここも常連客となり、カウンターで職人さんと話しているうちに仲良くなったパターン。
早朝から蕎麦打ちをされている70代のこの職人さんは、30代で脱サラして蕎麦屋を開業された。
早起きして現場を見ながら、インタビューしながらノウハウを学んでいった。
以上、この3人に学びながら蕎麦を打った。
ジジイになったら蕎麦三昧
「隠居したらそば打ちしてそれを食すライフスタイルを送りたい」と思っていたことから、そば打ちを本格的に学ぶことになった。
『かえし』から創る『そばつゆ』も研究を重ねている。
『薬味』や『天ぷら』なども試行錯誤したい。
まとめ
職業にしようとは思わないが、生涯、そば打ちは続けたい。
『二八蕎麦』をマスターしたら『十割蕎麦』をマスターしよう。
そば打ちの次は、どんなことにハマるのだろうか。