『断食』や『ランニング』は、僕の『趣味』になっている。
「ストイックですね」
「追い込み過ぎじゃないですか」
「他人にも厳しいのかな」
など、昔からよく言われる。
自分では普通だと思っていても、己に厳しくすることに慣れると、他人にも同等に厳しくすることは非常に簡単ではある。
しかし、他人も同じレベルで厳しくできるとは限らない。
一人ひとりに合った教育でないと成長はもちろん劇的な進化は見込めない。
かといって、「ありのままでいいのよ」という現状満足で毎日を送る甘ったれた超ゆとり教育では可能性の低い夢など実現できるはずがない。
(刺激のない平凡な人生はこれで充分だが)
人によって厳しさ甘さを変えるのは、人それぞれ精神の強弱が元から違うことを意味する。
だから、
「他人に優しく、自分に鬼のごとく厳しく」
が僕のモットーになっているわけだ。
そしてなぜ、精神だけでなく、肉体をも追い込んで鍛えるのか?
それは、「精神と肉体でワンセット」だから。
まるで、『月』と『太陽』のよう。
内面を支配する『精神』をフルにコントロールするには、外面を支配する『肉体』を最高の状態にしておく必要がある。
大学生の頃から体脂肪率は10%以下をキープしているが、強靭な肉体はメタボの原因の脂肪を付けないことが最低条件になる。
肉体という名の『乗り物』すらコントロールできないで、それを走らせる人生という名の『道』をコントロールできるはずがあるわけないのだ。
ここ半年は精神系の講座ばかりやっているので健康的に体脂肪だけ落とすトレーニング講座なるものも開催しようかなとも思っている。
いづれにせよ、人生はバランスで成り立っている以上、どちらか一方だけ鍛えていてはバランスを崩すということだ。
仕事・プライベート関係なく、そのバランスが人生を左右していてコントロールするために2つの軸を太くすることが重要。
これらもまた、楽しく夢をかなえ続ける人生の『成幸者』たちの共通点である。
彼らのグループの中には、脂肪のデブも知識のデブも一人も存在しないのだから。
●今回の『知覚動考』
成功する可能性なんか、30%もういらねぇ。
ほんのカケラでもあればそれで充分なんだ。
可能性を考えるな。
そんなもんはチョッピリあれば上等だ。
俺たちには失うものなんかねぇんだから。
by 安部譲二