人生、結局は死ぬまでに「本気でやるかやらないか」、ただそれだけですね。
●有言実行か、無言実行か
「僕も夢かなえます!」
「私も頑張ります!」
「必ずやります!」
など、老若男女問わずよくメッセージをいただくが
本気で実行している人は残念ながら、少ない。
宣言するならば、行動した結果をぜひとも見せてほしいものだが、言うだけ言ってやらない『クチだけ人間』がなんと多いことか。
当然、あまりに責任のない言動不一致な人間に、幸せを事を成し遂げる『成幸』をつかめるはずがない。
翻って、自分は『クチだけ人間』になってはいないだろうか?
また、
「仕事も家庭も全部面倒」
「カネも時間もないから無理」
「あいつは成功しないな」
など、無意識にクチから出ている『マイナス言葉ゲロ人間』も非常に多い。
悪口・不平不満などマイナス言葉を吐き散らかし他人に害を及ぼすこの人種は、禁煙席でタバコを吹かすのと同等レベルで危険である。
周囲にいた人はどんどんネガティブな思考になり、生気まで奪われてしまう。
当然、そんな環境にいたらストレスが蓄積されて寿命は縮まっていく。
翻って、自分は『マイナス言葉ゲロ人間』になってはいないだろうか?
そんなプラスにならない言動はできるだけ排除していきたい。
死ぬ間際になって「最高の生涯だった」と思える、
後悔なき生き方を誰でも望んでいるはずである。
だったら、わざわざ有言実行するより何も言わずにこっそり無言実行して結果を出せばいい。
所詮、他人は結果を見て評価するしかできないのだから。
どんなに苦労しようが、楽をしようが、結局は赤の他人が認める『結果』を出せるか否か、に尽きてしまう。
そして出した結果を見て興味が湧けば、今度は『過程』をじっくり見てくる。
本当に努力が報われるのは、『結果』が出てからずっと先なのだ。
そこまでの忍耐があるかどうか、ただ問われているだけなのである。
数十年後、ジジイになっても常に『チャレンジ精神』を持って
活き活きと人生を謳歌していきたい。
●今回の『知覚動考』
「人は家を出るのに必ず門を通る。
それなのに、なぜ事を行うのに、
筋の通った”道”を通らずに平気でいるのか」
by 孔子