「あのー。芸能事務所、入ってますか?」
街を歩いている時にこう声をかけられました、川名慶彦です。
芸能界へのスカウト
路上で歩いている人に声をかける、芸能プロダクションのスタッフ。
人が密集している場所に存在する彼らは、待ちゆく人々をルックスやヘアスタイルやファッションから瞬時に「芸能界向きか否か」をリサーチしてくる。
「お互いのメリットになるなら組みましょう」
スカウト後、事務所で話を聞くも、こういうスタンスは以前から変わらない。
なぜならば、「事務所に所属しないでどれだけ結果を出せるか?」ということを自分自身で実験していたから。
業界を観察・体験していて思うことは、「芸能界に興味を持って参入しようとしている人は星の数ほど多いが、覚悟を持った人は少ない」ということ。
例えば、テレビや映画、CMなどで『エキストラ』として出ることで芸能界の雰囲気は味わえる。
しかし、実際に映ったとしてもボヤけた感じになるか、顔は特定できない感じになる。
主役を目立たせるためにそうせざるを得ないので当然といえば当然。
それでも、「芸能界で生きたい人」はそれをやるのが現状。
(一応、エキストラでも経歴になるのか)
「芸能界への正規ルートはどんな感じだろうか?」
そういう疑問を持つようになり、一般と混ざって写真や動画のモデルをやってみると、芸能界の暗黙のルールの多さを感じる。
服装はダサくても関係ない
人ゴミの中、1000円の一見ダサいと思われる服でもスカウトされるかどうかの実験結果は「YES」だった。
「オーラがある」「一般とは何か違うものを持っている」という理由をスカウト後に毎回言われるが、その嗅覚というべき感覚は芸能界に携わる人の独特のアンテナみたいなものなのだろう。
テレビ局や撮影現場で知らず知らずのうちに心身に染み込む『空気』が、自然と醸し出される。
芸能界に足を突っ込んでいる人が「実年齢よりも若々しく見える」という共通点はここにありそうだ。
まとめ
ロケ現場で出演する時間はわずかだが、待ち時間は長い。
これは芸能界やモデル業界では当然のことなのだが、待ち時間を有効活用している人は皆無に近い。
やはり、一般人から芸能界で名を挙げる人はごくわずかだということは間違いないと確信した。

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