こんにちは。芸術起業家・川名慶彦です。
最近は専門家と共に、色の研究しています。
来る者は拒まず、去る者追わず
僕は特に宗教や流派、政党など何も所属していないが、それは心が『中庸』になりづらいからだ。
しかしながら、人生の道として日本の文化として根付いた『神道』の『神社参拝』はやっている。
それは、宗教や流派、政党など関係なく神社は、誰でも受け入れという思想があるからだ。
つまり、
「来る者は拒まず、去る者追わず」
という思想が一番、自然体であると考える。
終着点までの寄り道も遠回りも、人にとってはそれも人生の道。
自覚してから気づいて道を軌道修正する人もいれば、先手を打って近道を進む人もいる。
どちらにしろ、目指すゴールに向かって生きているなら、どんな道を進もうが良いのではないだろうか。
しかしながら、人はいつ死ぬか、分からない。
生命は無限ではないのである。
マシンガントークのオバちゃんの人生論
だからこそ、僕は「ゴールへ向かう速度」も重視する。
年齢を重ねると共に、「人生の障壁の種類」も変わってくるから。
そんなことを考えていた旅中、60才になる観葉植物専門のオーナーに出会った。
「10代・20代・30代・40代・50代・60代と年齢は関係ないけどね、耐えてつらい思いをする夢なら早くかなえて余生を楽しんだ方がいいって考えてるわ。私は60にして好きな植物に囲まれてゆっくりお茶を飲める時間がなかったら、こうしてあなたと話せていないもの」
バリバリのビジネスウーマンから「掃除のオバちゃん」を経て、観葉植物専門のオーナーとして『成幸』しているこの方とのご縁も不思議だった。
「この人、普通じゃない……」
初対面でお互いそう思ったことでオーナーの植物庭園に招かれ、3時間ほどお茶を飲みながらいろいろ語り合った。
こうして『旅』から生まれる『縁』が大好きだ。
「来る者は拒まず、去る者追わず」という自然体を維持することで、刺激し合える感覚がマッチした人物と自然と出会える。
己を空洞化させていくと、人生って深おもしろくなるんだなぁ。
今回の『知覚動考』
「自分はこの程度」だなんて思わずに、自分がいいと思うもの、素敵だと思うものを徹底的に追究してください。
by 假屋崎 省吾(華道家)