剣道で筋肉痛の川名慶彦です。
加齢と共に弱くなるのではなく、熟練度を上げるほど強くなっていく剣道って奥深いですね。
鍛と錬と、その心
「竹刀を振りかぶり、振り下ろす」という単純な一振りで、その人の強さが分かってしまう。
剣道の高段者になるほど、そういった眼は養われていく。
昨今、野球やサッカーなどメジャーな競技スポーツではなく、剣道という武道を小学生からスタートする少年少女たちは少なくない。
その中でも現在、僕が所属している剣友会で「この子は剣道の才能がある」と思える人がいる。
四段という先生の位になってからいろいろな剣士をよく観察するようになったが、天賦の才というものは、明らかに存在する。
剣道を始めて間もない小学2年生の女の子Sちゃんは、それをすでに発揮している。
その子から稽古後に手紙付きという、なんとも可愛いプレゼントをいただいた。
手づくりのブレスレットが同封されてあった。
こういったサプライズプレゼントは初めてだったので、非常に嬉しい。
お返しとして、剣道のストラップを渡した。
お互いさらに上達して、またいつか、稽古する瞬間が楽しみだ。
継続こそが一番大事
進学や就職など、剣道を辞めるタイミングは誰しも必ずある。
しかし、一番大事なのは「継続して稽古をすること」だ。
10年ほどブランクがあった僕は心底、そう思う。
剣道は辛くて厳しい時間の方が多いが、たとえ楽しくなくとも継続していれば報われる。
知らず知らずのうちに、精神が強化される。
そして、生きていく上で衝突する試練を乗り越えられる武器が身に付く。
まとめ
定期的に剣を交えていれば、人の道を真っ直ぐ歩めるようになる。
人生を活かせて、心身ともに鍛えられる剣道を、10代から選んで本当によかった。
「メンタルを鍛えたい」という想いで竹刀を手に取った12才の頃の自分へ、鬼のようにスパルタで稽古をつけてくれた恩師へ、感謝。
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