女子高校生とプリクラを撮ったあの頃を思い出しました、川名慶彦です。

 

16才女子高生の拭いきれない深い闇

 

脱サラしてアーティスト活動をスタートした初期時代に、不思議な出来事があった。

 

僕は当時24才で、絵を描くために公園でスプレーアートを楽しんでいた時期だ。

 

その時に制服を着た女の子2人と出会った。

 

そして1年ほど経った後に、「友だちの悩みを聞いてほしい」という相談を受けた。

 

新宿で初めて会ったその女の子の心は、負のコンプレックスの塊だった。

 

「どう生きればいいか、わからない」

 

人生の悩みを抱えた16才の女子高校生は、心に仮面を付けているように思えた。

※参照:本に出てくる不登校児が学校に行くようになった女の子

 

人嫌いで不登校を続けるほど迷走している女子高生の心が、1日しか学校を休んだことがなく、模範生と呼ばれるほどバカ真面目な高校生だった僕に分かるはずがない。

 

そう自分でも思っていたし、「なぜそんな人を紹介されるんだ!?」と疑問だった。

 

それほど大きな結果を出していない当時の僕は、他人の人生を導くなんて大それたことだと思っていた。

(BS日テレの番組に出演したくらい)

 

今では本気で人生を向上させたい人には本気で何でもアドバイスさせていただいているが、当然、24、25才の時は発信のレベルが低かったわけだ。

 

約6年ぶりに再会した現在、22才である彼女は、精神的にも大人になっていた。

(外見は普通のギャルだが。笑)

 

死生観を自ら考えるようになり、夢に向かうエネルギーも持っていて、ちゃんと行動に移せていた。

 

「前向きに生きてられていて、本当によかったなぁ」

 

その彼女と僕はまったくの他人だが、親や兄の心境に近いものを感じた。

 

相談されたあの時、一緒に撮ったプリクラに「よっしーから学んだ(笑)」と書いた女の子は、出会えたことに感謝の言葉を
発してくるほど大人の女性に成長していた。

 

というか、対面で会うのは今回が2度目で約6年もの時間が空いていたが、2度目という感じはまったくなかった。

 

 

真に影響力のある成幸者を目指せ

 

「誰かの人生を好転させるほど強く心に刺さる影響を与える」

 

それが多少なりとも可能となった現在、この16才の女子高校生の人生相談が原点だったことに気づいた。

 

正直なところ、再会するまで誕生日のお祝いメールは毎年のように送っていたくらい、彼女の人生が下降していないか気になっていた。

 

しかし、それは杞憂で終わるほど彼女は道を切り拓いて彼女なりの人生を歩んでいた。

 

ありがたい。

 

こうも成長した姿を見せてくれた彼女と出会ったことに感謝する自分がいた。

 

いつの間にか、他人の人生に花を咲かせる一手を打つことが、僕にとって最上の慶びになっていたから。

 

生きるって、素晴らしい。

 

 

まとめ

 

闇と光は、表裏一体。

 

心に深い闇を抱え、乗り越えた者は、必ず大きな光を掴める。

 

光に向かっているこの彼女も、間違いなくその一人になるだろう。

 

そして今回また、4時間ほど食事しながら人生相談に乗った。

 

苦しんでいた高校生の時とは異なり、話の次元は当然上になる。

 

「あのとき、相談してよかった」

 

そう思ってくれたことが、さらに上へと導く原動力になることに改めて気付かされた。

 

また再会する時には、お互いレベルアップしているだろうと思う。

 

 

夢に向かって突き進む人を、心から応援している。

 

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