出雲、小田、大阪、京都、羽田、新宿、山梨と、久しぶりに各地を転々と飛ぶ長旅でいろんな人・場所・自然に出会っています。

 

スケジュール通り&予想通りだったけれど、

「山下清画伯は渓谷が好きでよく旅していた」

ことは予想外。レアな原画にも出会えて感動(^^)

 

放浪はスプレーアート路上ライブ全国行脚のような、心地よい疲労感と充実感を感じますね。

ついでに飛行機のマイレージを初使用。笑

さて本題へ。

 

 

●自分という会社経営

 

「起業するなら3年以内にサラリーマンを辞めなさい」

将来は『独立起業』と漠然と夢見ていた21才の時に、インタビューしたある経営者にそう教わりました。

 

そして、3年以内にサラリーマンを辞める予定で就活して入社したわけです。

※自伝本、参照

 

「なぜかというと、5年10年と長く雇われ者を経験していると、それが習慣化して抜け出せなくなるから」

 

サラリーマンではなく大学生だった当時の僕はそのアドバイスの真意がつかめませんでしたが、「自分という会社を経営する」という意味が、今ではよく分かります。

 

人生=株式会社

生き方=自分の会社(人生)の経営

 

雇われ側、つまり誰かに指示されて動くことに心身が慣れ染み込んでしまうと、自分を自分自身でコントロールすることが難しくなるということ。

 

それはつまり、

「自分の人生を他人に動かされている」

と換言できます。

 

「株式会社あなた」の社長ではなく、「株式会社Aさん」の雇われ者という人生になるのだから。

 

すると、出勤時間も勤務体系も休日もストレス発散もすべて、無意識のうちに動かされて生きていくことになっていきます。

ある意味、それはラクなこと。

 

そのルールに乗っかればある程度、規則正しく管理されるからです。

 

まるでそれは、学校の『時間割』と同じです。

 

「右向け右」の規則をマジメに教育を受けた人ほど誰かに管理されて生きやすくなるわけですね。

 

そして、敷かれたレールの上であれば、大きく踏みはずすことはまずありません。

 

それとは真逆の、「自分という人生」という会社を経営する人。社長的生き方。

 

規則も服装もすべて自分で自由に決めるため、すべて自分の責任になります。

 

誰かや何かに責任転嫁できなくなり、リスクを背負うので精神的にはラクではありません。

 

しかし、何かに縛られずにのびのびと生きたい人には最適だと思います。

というか、これ以上の自由さはないと体感しています。

 

どちらにしても確実なのは、「人生に正解はない」ということ。

 

そして、他人に動かされて生きようが、自分でコントロールして生きようが、

「後悔しない生き方ならば結果オーライ」

ということに尽きます。

 

豊かすぎる日本に住んでいる以上、ネパールやインドなどの発展途上国で感じる生命の『飢餓感』はゼロに等しいわけです。

 

たとえそれを意識したとしても、「なんとなく」でも生きられる現代。

本気で努力しなくてもなんとかなる。

 

結果、誰かに動かされる「他人の人生」を生きていてもそこそこ充実するようにこの現実世界は構成されています。

 

当然ながら、誰かに管理される生き方の人は敷かれたレールに乗っかれば生きられるため、危機感はより薄まり、爆発的な行動ができなくなっていきます。

 

よって、言動が弱くなり、画一化され、他に影響を及ぼさなくなる。

 

「価値観に正解はない」

「人生に正解はない」

「生き方に正解はない」

 

だからこそ、それが腑に落ちた人から

「じゃあそれを前提に、どう生きるか?」

という自問をし続けています。

 

答えのない問いを課すことが、人生全般では最終的に強固な糧になっていくから。

 

「どうせなら、だれでもできないことをおもしろくたのしくじゆうにいきようよ」
そう僕は、9才から今も自分に投げかけています。

 

少数派で、自由な、人生。

 

そんな人種はわずかしかいないからこそ、そこに無限大のエネルギーが加わるわけです。

 

『裸の大将』で知られる『山下清』画伯の人生を含め『マイノリティーフリーライフ』とは、そんな生き方を実践している人の人生。

 

くわしくは、今年2月に出版した電子書籍

「マイノリティーフリーライフ:
~老人になる前に送りたい少数派の自由な人生~」

をお読みになればその思想が分かるかと思います。

 

cover4

 

 

そろそろ値上げになるのでお早めにどうぞ。

上がっても数百円ですが。笑

 

 

●今回の『知覚動考』

一番勇気の要る行動って、自分自身の頭で考える事と、それを声に出すことだわ。

by ココ・シャネル
(CHANEL創業者)

 

 

●追伸

深く客観視できたので早速また、「誰もやっていないおもしろい何か」をやっていこうとイメージ中。

それが生きるモチベーションになるから(^^)

マイノリティーの質を上げていく。

 

 

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