鬼にも化するお金の正体
使う人で変化する不思議な生き物
お金とは、何かと交換するための道具である。
物質そのもの(紙、コイン)には価値はないが、人間がそこに価値を上乗せしているため「お金持ち=すごい人」と思うように教育されている。
なぜならば現実世界、特に日本のような資本主義社会で生きるには「お金をどれだけ循環させられるか」が人生に大きく関わってくるから。
浪費・消費・投資で、自己投資の割合を大幅に高めることはもちろん、お金を循環させている人の近くにいることが重要となる。それは、特有の思考回路を空気感で感じ取ることが最短で身につくことにつながる。
不動産の経営でそれができている人が近くにいるならば、その人の近くにいる時間を多くする。ライフワークでそれができている人が近くにいるならば、その人の近くにいる時間を多くする。
小手先のテクニックよりも、特有の思想・思考回路を吸収することが重要となる。
お金という生き物に好かれる人の特徴
お金はただの道具だが、そこには人のエネルギーが乗っている。
お金に好かれる人はそのエネルギーの特質を理解していて、お金がお金を連れてくる現象を起こしている。
・無駄なものには一銭も使わない → ケチと言えばケチ
・興味のあることには多額を費やす → 自己投資となるもの、自分の武器を磨くことに直結するものに惜しまず使う
・長財布にお札を曲げないで入れている → 財布はお札にとってベッド
・小銭入れを使っている → コインとお札では種類が違うので分ける
・そもそもお金に興味や執着がない → 「そこまで人生に重要ではない」「どうでもいい」と思っている。
お金が人生の幸せに必ずしも必須項目ではないことを意味している。
例えば、山や島での自給自足生活をする人や、物欲もコントロールできる人にとっては日常からお金という存在が薄れている。
雇われる側から雇う側に移行するお金の管理術
<お金に好かれない人の特徴>
・時間をお金に変えている
・お金の不安を抱えている
・お金がないと何もできないと思い込んでいる
<お金に好かれる人の特徴>
・時間をお金に変える循環構造を持っている
・大小問わず、人や物を動かす影響力がある
・お金がなくてもいいと思い込んでいる(交換価値を持っている) → 知識、実績、創造物など
<雇う側へと移行するお金の管理術>
お金に働いてもらう思考と循環構造を構築すること。
例えば、ブランド品でいう価値を高めることも、職人の手作りでいう「素材にこだわる」こともそれになる。
ようは、「人が求めている何か」にリンクさせることができるか否か。
成幸者たちから学んだ経営思想と資本の正体
「お金をどう手に入れるか」よりも、成幸者は「お金をどう使うか」という思考をベースに生きている。
それは、お金の使い方次第で「お金がお金を連れてくる」現象を起こせることを体感しているからだ。
ライフワークでお金を循環させるならば、ライフワークで人を感動させることが大前提となる。
例えばアーティストならば、『絵』『メッセージ性』『制作過程』でいかに『感動』を生み出せるかどうか。その感動の質量の対価としてお金というエネルギーが引き寄せられてくる。
ミュージシャンならば、『演奏』『MC』『物販』といったところ。まんじゅう屋さんならば、『かわ』『あんこ』『こな』『デザイン』で感動させるまんじゅうを提供できるお店が繁盛している。
創造物を徹底的に創り込むからこそ、マーケティングが活きてくる。マーケティングはお金の循環を加速させる役割も持つ。
まずは、価値ある商品やライフワークの武器を突き詰める。レベルアップさせる。
その上で現実世界に落とし込む絵図を描けば、マーケティングとブランディングのアイデアは必然と生まれてくる。
お金という生き物の特質
プラスのお金を持つということは、「お金を喜んで使ってくれる人のもとへ運ばれる」ということ。
では、「お金を喜んで使ってくれる人」とは、世のため人のために還元できる使い方ができる人である。
それは、心身ともに他人の幸福につながることや地球全体の向上のために自分の生命を燃焼させられる人のこと。
それには自分の心身を幸福状態させ、ライフワークとなる武器を練磨させる。その武器を最大限に発揮することである。
まとめ
お金という生き物は目に見えないため、文章だとどうしても抽象的な表現になってしまう。
しかし、一朝一夕で身につくものではないからこそ、「お金に好かれる人の近くにいる時間」が重要となることが分かる。
お金はただの物質ではなく、エネルギーの一つであり、それは使う者のほか周囲にまで波長する。
今年も、『お金の神様』とつながるツアーイベントを主催することになったので詳しくはここで公開しようと思う。
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